氷取沢(火取沢)と鉄のはなし

7月12日(土曜日)の午後、上中里地区センターにおいて、向坂クラブ主催の歴史講座が開催されました。今回は、横浜市八聖殿郷土資料館の相沢竜次館長をお招きし、「氷取沢(火取沢)と鉄のはなし」と題してご講演をいただきました。
当日は蒸し暑い日にもかかわらず、会場には地域の方々を中心に20名を超える参加者が集まりました。相沢館長は、ユーモアを交えながら、氷取沢の地名の由来や、古くからこの地域で行われていた**鉄づくり(たたら製鉄)**の歴史、そして横浜の発展と鉄との関わりについて、わかりやすく丁寧に解説されました。
特に、地名「氷取沢(ひとりざわ)」がかつて「火取沢(ひとりざわ)」とも書かれ、鉄をつくるために火を扱った場所であったという説には、多くの受講者が興味深く耳を傾けていました。相沢館長が示された古地図や写真資料もたいへん貴重で、受講者の皆さんは熱心にメモを取りながら聴講していました。
講演後の質疑応答では、「この地域で実際に鉄を生産していた跡地はどこか」「当時の製鉄技術はどのようなものだったのか」など、多くの質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。
今回の講座を通じて、参加者の多くが「自分たちの暮らす町にも、こんなに深い歴史があったとは知らなかった」と感想を述べていました。地域の歴史を改めて見つめ直す、実りあるひとときとなりました。
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